Narue Online Shop (ナルエー) TREND TOPICS レーヨンとは?素材の特徴やデメリット・洗濯方法を紹介

2021.07.21

パジャマ&ルームウェア

レーヨンとは?素材の特徴やデメリット・洗濯方法を紹介

レーヨンは、シルクのような光沢をもつ繊維として知られています。衣料品をはじめ、生活のさまざまな用途に用いられているものの、特徴をきちんと把握している人はすくないのでは。レーヨンの特徴や洗濯やアイロンをする際のポイント、おすすめしたいレーヨン素材アイテムを紹介します。

①レーヨンとは


まずは、レーヨンの基本的な知識について紹介します。以下で、原料や歴史についてみていきましょう。

レーヨンとは植物由来の化学繊維

レーヨンは、天然原料由来の化学繊維です。主に木材から繊維を採取し、薬品加工をすることで作られています。化学繊維には「再生繊維」「合成繊維」「半合成繊維」の3種類がありますが、レーヨンのように天然原料から精製されるものは「再生繊維」と呼ばれます。一方、ポリエステルやナイロンのように石油から作られるものは「合成繊維」です。どちらも化学繊維ですが、レーヨンのような再生繊維は加工処理で自然に還元できます。

もともとはシルクの代用品?

レーヨンは、もともとシルクの代用品とした開発された素材です。当初は耐火性や耐久性に課題があったものの、技術の進歩とともに改善され今の形になりました。人類初の再生繊維として作られ、シルクのような高級感を持ちながらも比較的安価で手に入ります。そのため衣料品、不織布、寝装品、インテリアなど身の回りの多くの製品に使用されています。
シルクとは?特徴や注意点、お手入れ方法はこちらで詳しく解説しています

②レーヨンの5つの特徴


レーヨンはシルクに似た素材です。シルク同様にデリケートな特質があり、特徴を把握して丁寧に取り扱う必要があります。ここでは、レーヨンの5つの特徴について紹介します。

高級感のある肌触り

シルクのような肌触りのよさは、レーヨン最大の特徴です。極細のフィラメント糸に加工することで、軽量さと柔らかさを実現できます。また、静電気に強く、肌にまとわりつく不快感がない滑りのよさもレーヨンの特性です。
静電気が起きやすい素材や避けるポイントはこちらで詳しく解説しています

美しい光沢感

上質な光沢感をもつことも、レーヨンが持つ特徴の一つです。繊維を加工する過程で長い繊維に生成されるため、シルクと同じような艶を帯びた美しい繊維が出来上がります。レーヨンの名がRay(光線)に由来しているのは、この光沢が起源です。

優れた通気性・吸湿性

レーヨンは通気性と吸湿性に優れており、一年通して活躍する繊維です。清涼感を感じるので、少し汗ばむ季節も心地よく着ることができるでしょう。吸湿発熱もするため、秋冬衣類の裏地にも使われています。さらに衣類だけでなく、寝装具にも好んで用いられる素材です。
涼しい生地の選び方・快適に過ごせる素材やおすすめパジャマはこちらで紹介しています

良質なドレープ性

柔らかい繊維のレーヨンは、身に着けたときに美しく波立つドレープが特徴です。ドレープとは「覆う、優美にまとう」という意味を持ち、肌に沿うようななめらかさを表します。動きにあわせてしなやかに流れるシルエットがエレガントな印象を与え、高級衣料生地としても多く取り扱われています。

お手頃な価格

レーヨンはシルクと同様の特徴を持ちながら、手ごろな値段で購入できるのが魅力です。そのためシルクよりも、より普段使いとしてのアイテムに最適。気軽に用いられる繊維といえるでしょう。染色液との相性もよく、カラフルな生地を制作するのも容易です。

③レーヨンを扱う際の4つの注意点


シルクに似た特徴をもつレーヨンですが、取り扱ううえで注意したい点がいくつかあります。ここでは、レーヨン特有の4つの注意点について解説します。

水に濡れると縮みやすい

レーヨンは、木材パルプを原料としているため水に弱く、濡れてしまうと繊維が膨張し、繊維どうしが引っ張り合い縮みを生じます。生地の強度が落ちてしまう可能性もあるため、自宅で洗濯する際はタグなどに記載されている表示を必ず確認しましょう。
記事内の「レーヨンの洗濯方法|ポイントを押さえて長持ちさせよう」へ移動

一度濡れると乾きにくい

吸湿性に優れているレーヨンですが、その反面、一度水に濡れると乾きにくい点が特徴です。そのため、大量の汗をかいたまま衣類を身に着けていると、汗冷えを引き起こす可能性があります。また、少量の水でも輪染みになりやすく、雨などにも注意が必要です。

高温を当てると変色の恐れがある

レーヨンは水だけでなく、熱にも注意が必要です。レーヨンに高温を当てると、変色や劣化の原因になります。アイロンをかける際はスチームを使用せず、あて布を使うようにしましょう。また、摩擦による生地へのダメージや型崩れを防ぐため、汚れなどは優しく叩いて落とすのがおすすめです。
記事内の「レーヨンの洗濯方法|ポイントを押さえて長持ちさせよう」へ移動

シワになりやすい

レーヨンは水に濡れると強度が下がり、しわが残りやすくなるため注意が必要です。洗濯機で長時間水につかった状態での放置や脱水は、生地に負荷がかかります。家庭で洗濯する場合には、原則手洗いにするとよいでしょう。

④レーヨンを洗濯する際の5つのポイント


レーヨンを洗濯する際に知っておきたい5つのポイントについて、洗濯表示などを交えて紹介します。洗濯で失敗しないように、事前にチェックしておきましょう。

まずは洗濯表示をチェックする

洗濯機 漂白剤 タンブル乾燥 自然乾燥 アイロン
・数字は液温の上限を表す
・下部に線がある場合は「弱い洗濯」を推奨
・塩素系か酸素系の漂白剤を使用できる ・排気温度の上限は80℃ ・つり干しを推奨 ・アイロン仕上げ可能
・底面温度の上限は210℃
消費者庁 令和6年8月20日「家庭用品品質表示法に基づく繊維製品品質表示規程の改正について」

洗濯表示の見方について詳しくはこちら

洗濯前に、まずは洗濯表示をチェックしましょう。表示のなかでも、とくに注目したいのが上記のマークです。上記のような「洗濯機」マークであれば、家庭での洗濯が可能ですが、手のマークがあれば手洗いが推奨され、×マークであれば水洗いはできません。また、液温の上限や弱い洗濯など、細かな表示も確認しましょう。

「洗濯機・手洗い不可」の場合はクリーニングに出す

洗濯機(手洗い可) 洗濯機(家庭での洗濯禁止) クリーニング(ドライ)
・洗濯機は使用不可
・手洗いは可能
・家庭での洗濯は不可 ・〇マークは、クリーニングに出すべきもの
・「P」の場合はドライクリーニング可
・「W」の場合はウェットクリーニング可
消費者庁 令和6年8月20日「家庭用品品質表示法に基づく繊維製品品質表示規程の改正について」

洗濯機に手のマークがある場合には、洗濯機ではなく手洗いが推奨されます。洗濯機に×マークがある場合は、洗濯機・手洗いともに不可のため注意しましょう。〇マークがある場合は、クリーニングが可能という表示です。基本的にレーヨンは、クリーニングに出すと安心でしょう。

「洗濯機・手洗い可」の場合はなるべく短時間で洗う

【レーヨン生地を自宅で洗濯する際のポイント】
・洗剤はおしゃれ着用の中性洗剤を使う
・洗濯機にかける場合は洗濯ネットを使用する
・水もしくはぬるま湯を使い短時間で洗う
・脱水はかけずにバスタオルで水気を取る

レーヨンは水に弱いため、とにかく短時間でさっと洗うのがポイントです。もし、洗濯機で洗う場合はおしゃれ着用の中性洗剤を使用し、洗濯ネットも忘れずに使いましょう。レーヨンはシワになりやすいため脱水はかけず、バスタオルで挟んで水気を取ると生地を傷めにくいです。

シワを伸ばして日陰に干す

レーヨンを洗濯した後は、しっかりとシワを伸ばしましょう。乾かす際、乾燥機の使用は厳禁です。直射日光が当たると生地が劣化するため、なるべく日陰に干すことが大切です。また、ハンガーに吊るすと生地が伸びてしまうため、平干しをするとよいでしょう。

アイロンは中温・ドライで丁寧にかける

アイロン(底面温度210℃まで可) アイロン(アイロン仕上げ禁止)
・アイロン仕上げ可
・底面温度210℃を限度とする
・アイロン仕上げは不可
消費者庁 令和6年8月20日「家庭用品品質表示法に基づく繊維製品品質表示規程の改正について」

必ず洗濯表示を確認して、アイロンが使用できるかできないかをチェックしましょう。アイロンのマークにある「…」は底面温度の上限を表し、点が多いほど高温でのアイロンがけが可能です。

レーヨンに高温を当てると変色や劣化の原因になるため、温度に注意してアイロンをかけましょう。中温かつドライでかけるのが基本で、スチームは使わずに仕上げます。

⑤レーヨンに関するよくある質問


レーヨンにおすすめの季節やポリエステルや綿との違いなど、よくある質問についてまとめました。気になる点を解消する際の参考にしてください。

Q.レーヨンがおすすめの季節は?

A.春と秋がおすすめです。通気性と吸水性に優れているため、夏に向けて汗ばむような春の温かい時期でも、さらりと着こなせるでしょう。残暑が厳しい初秋もレーヨンはおすすめです。ただし、真夏は過度な汗で乾きにくくなるため、避けた方がよいでしょう。

Q.レーヨンとポリエステルの違いは?

A.シルクのような手触りですが摩擦に弱く、乾きにくい性質を持っているレーヨンに比べ、ポリエステルは耐久性が高いのが特徴で摩擦にも強い生地です。ポリエステルは水分をほとんど吸収しないため、乾くのが早いうえシワになりにくく、洗濯機でも簡単に洗えます。

Q.レーヨンと綿の違いは?

A.綿は、肌への刺激が少ないことから、敏感肌の方やお子さんにも愛用されている優しい素材です。レーヨンと比べ丈夫で耐久性に優れ、洗濯にも強く型崩れしにくく、長く着用できるでしょう。レーヨンのような、肌に触れた時のひんやり感はありません。

⑥レーヨンの特徴を知り長く愛用できるようにお手入れしよう

レーヨンは、高級なシルクに引けを取らないしなやかさと上質感に優れた繊維です。ただし、水に弱く耐久性に乏しい性質もあり、洗濯や取り扱いには注意が必要です。春、秋がレーヨン着用の最適な季節で、さらりと快適にアイテムを着こなせます。生地の特徴をよく把握して、レーヨンのドレープ感や上品な風合いを楽しみ、長く愛用できるよう正しくお手入れをしましょう。

ナルエーでは、素材にこだわったパジャマを多数ご用意しています。ぐっすりと気持ちよく熟睡したい、という方は生地をチェックしてパジャマを選ぶのもおすすめです。洗濯などの取扱いが楽にできるパジャマもありますので、気軽に洗濯をし、清潔な状態で気持ちよいベッドタイムを過ごしましょう。ぜひ、ナルエーで自分に合うパジャマを探してみてください。


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更新日:2026/3/2
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