シルクは素敵だけど洗濯方法が分からない、取り扱いが難しそう、などの理由で避けている方も多いのではないでしょうか。シルクは着心地がよく、吸湿性・放湿性に優れている生地でもあります。今回は、シルク素材のものを洗濯する時に失敗しないよう、手洗い・洗濯機それぞれの方法から解説します。また、シルク素材のおすすめパジャマをご紹介しますので、ぜひシルクをもっと身近に感じてください。
①シルク素材の特徴とは?
シルクは高級素材で、取り扱いが難しいというイメージがあるため、あまり使ったことがないという方も多いのではないでしょうか。
まずはそんなシルク素材の特徴を解説します。
まずはそんなシルク素材の特徴を解説します。
つややかな光沢感がある
シルクの繊維は複雑に絡み合っているうえ、繊維断面が三角形になっています。そのため光があたるとプリズムのように反射し、奥行きのある、つややかで美しい光沢感があります。このような光沢は、合成繊維や他の天然繊維でも出すことはできません。
吸湿性や放湿性に優れている
シルクは、吸湿性や放湿性に優れています。それは、もともと蚕を守るために生まれた繊維であることが関係しています。他にも保温性や通気性にも優れているうえ、コットンの約1.5倍の吸水性があるため、下着や肌着としても1年中使えます。
摩擦に弱くデリケート
引っ張る力にはとても強いのですが、摩擦には弱く、デリケートな素材です。表面も傷つきやすいため、普段使いや、保管をするときでも注意が必要となるでしょう。生地面がなめらかなぶん、傷や糸つれが目立ちやすい生地です。
洗濯をする時にも、注意が必要です。どのように洗濯をすればよいのか解説します。
洗濯をする時にも、注意が必要です。どのように洗濯をすればよいのか解説します。
②シルクは自宅で洗濯できる?
シルクは基本的には自宅で洗濯することができます。ただし、水に弱くデリケートな素材のため、普段着と同じような洗濯は難しいでしょう。洗濯する時には、下記に注意して洗濯してください。
シルクの洗濯は洗濯機よりも手洗いで
まずは、洗濯表示をよく確認してください。洗濯表示内に「洗濯可能」マークがあれば、洗濯機で洗うことも不可ではありません。
しかし、シルクはとても繊細な素材なため、可能な限り手洗いするのがおすすめです。
しかし、シルクはとても繊細な素材なため、可能な限り手洗いするのがおすすめです。
事前に色落ちテストを行う
色物柄のシルクの場合には、洗濯前には、色落ちテストを行います。色落ちのチェック方法は下記のとおりです。
1.シルク素材の衣類の目立たない箇所に洗濯洗剤の原液をつける
2.数分後タオルでたたき、色移りがないか確認
もし、タオルについてしまった、にじんでしまった場合は色落ちする可能性があります。手洗い可能の表示があるものでも、自宅ではなく、クリーニング店でドライクリーニングをしてもらったほうが安心でしょう。
1.シルク素材の衣類の目立たない箇所に洗濯洗剤の原液をつける
2.数分後タオルでたたき、色移りがないか確認
もし、タオルについてしまった、にじんでしまった場合は色落ちする可能性があります。手洗い可能の表示があるものでも、自宅ではなく、クリーニング店でドライクリーニングをしてもらったほうが安心でしょう。
③失敗しない!シルクの洗濯方法
自宅でシルクを洗濯するには、どのようにすればよいのでしょうか。
縮まないようにするための洗濯方法についてもご紹介します。
縮まないようにするための洗濯方法についてもご紹介します。
シルク洗濯時のポイント
1. おしゃれ着用の中性洗剤を使用する
2. 水温30度以下にする
3. なるべく短時間で洗濯する
4.洗濯頻度は少なめに
シルクはとてもデリケートな繊維です。水や洗剤に弱いため、繊維にできるだけ負担の少ない「おしゃれ着用の中性洗剤」を使用しましょう。
2. 水温30度以下にする
3. なるべく短時間で洗濯する
4.洗濯頻度は少なめに
シルクはとてもデリケートな繊維です。水や洗剤に弱いため、繊維にできるだけ負担の少ない「おしゃれ着用の中性洗剤」を使用しましょう。
シルク洗濯の手順(手洗い)
手順1.洗い液をつくる
手順2.衣類を手でやさしく洗う
手順3.2~3回にわけてすすぐ
手順4.タオルで脱水する
手順2.衣類を手でやさしく洗う
手順3.2~3回にわけてすすぐ
手順4.タオルで脱水する
手順1. 洗い液をつくる
洗面器に水を入れ、その量に合った中性洗剤を入れます。
手順2. 衣類を手でやさしく洗う
手のひらを使って、押す、離す、を30秒ほど繰り返して洗います。こする、揉むは生地を傷める可能性があるためNGです。手早く行うようにしてください。
手順3. 2~3回にわけてすすぐ
ゆするように、優しくすすぎます。洗面器のぬるま湯は洗う時同様、水温30度以下にして、泡が出なくなるまですすぎましょう。
手順4. タオルで脱水する
軽くたたみ、軽く押して水を絞ってから、バスタオルなどの大きめのタオルでタオルドライをします。洗ったシルクを挟み込むようにして、水分を取りましょう。
シルク洗濯の手順(洗濯機)
手順1.衣類を洗濯ネットに入れる
手順2.中性洗剤を入れドライコースで洗う
手順3.時間を短めに脱水する
手順2.中性洗剤を入れドライコースで洗う
手順3.時間を短めに脱水する
手順1. 衣類を洗濯ネットに入れる
汚れの目立つ部分があれば、その部分が外側になるようにして、洗濯ネットに入れましょう。洗濯ネットに入れることで絡まりや、生地表面の擦れや毛羽立ちも防ぐことができます。
手順2. 中性洗剤を入れドライコースで洗う
シルクにかかる負担の少ない中性洗剤を使用し、弱い水流で洗ってくれるドライコースを選びましょう。
手順3. 時間を短めに脱水する
繊維が傷まないように、脱水時間は15~30秒ほどにしましょう。
シルクの干し方
洗い終わったら、日陰の風通しのよいところに干します。
直射日光にあてると、変色する可能性もあるため、必ず日陰に干しましょう。また、ハンガーにかけると型崩れを起こすこともあります。型崩れを防ぐために平干しがおすすめです。
直射日光にあてると、変色する可能性もあるため、必ず日陰に干しましょう。また、ハンガーにかけると型崩れを起こすこともあります。型崩れを防ぐために平干しがおすすめです。
④おすすめシルク素材パジャマ
吸湿性、放湿性に優れたシルクは、パジャマとしてもおすすめです。洗濯や取り扱い方法が分かっていれば、普段使いも怖くありませんよね。ここでは、おすすめのシルク素材パジャマをご紹介します。
シルクサテン星
ナルエーのシルクパジャマは、上品かつ大人っぽいデザインにこだわり、小さな★柄が可愛らしいアクセントになっています。シルクの天然たんぱく質繊維は保温性・保湿性に優れ、夏のジメジメした感じを軽減、冬は温かく保ちます。肌に触れるシルクサテン素材が、まるで第二の肌のような心地よさを提供します。一年中快適に睡眠したい方にぜひおすすめしたいシルクパジャマです。家庭での手洗い洗濯も可能で便利。
≫シルクサテン星の詳細はこちら≪⑤シルクの洗濯方法を知って、もっと身近に使いましょう
シルクの特徴や、洗濯方法についてご紹介しました。
洗い方が分からないから、扱いが難しそうだから、とシルク生地の物を避けていた方もいるかもしれません。しかし、他の生地では得られない光沢や高級感が魅力の生地です。
しかも、吸湿性や放湿性に優れていて一年中着られる素材で、パジャマにも最適な生地です。シルクのパジャマを着ることで、質の良い睡眠も期待できますよ。洗濯方法を知って、シルクを愛用しましょう!
ナルエーのパジャマ一覧はこちら洗い方が分からないから、扱いが難しそうだから、とシルク生地の物を避けていた方もいるかもしれません。しかし、他の生地では得られない光沢や高級感が魅力の生地です。
しかも、吸湿性や放湿性に優れていて一年中着られる素材で、パジャマにも最適な生地です。シルクのパジャマを着ることで、質の良い睡眠も期待できますよ。洗濯方法を知って、シルクを愛用しましょう!
更新日:2023/9/27